タイトルはアニメ1話から見ている
『僕のヒーローアカデミア』から引用。
1話ラストが既に感動的でほんと推せる…
今回は私がずっと言ってほしかった言葉と
夫がその言葉をくれた話をしたいと思う。
私は昔から弱虫泣き虫で怖がっては泣き、怒っては泣き、不快を感じては泣き、非常に周囲を困らせていた。
当時よく言われていた言葉は「泣くな。」
そう言われて泣き止めていたら最初から泣いていない、というのが正直な感想である。
まずこれは発作みたいなもので、抑え込もうとしたら余計に神経がたかぶって止まらなくなる。
私はいつしか人前で泣いてしまう自分が大嫌いになり、泣きそうになったらその場を去り
1人で涙するようになった。
ちなみに世の中「泣くな。」と言ってくる人だけでなく優しい人もいる。
不可抗力で泣いている姿を見せてしまった時、何も言わずに静かに見守ってくれる人もいた。
それでも私の心の中にあるのは相手への申し訳なさと自分に対する情けなさだった。
話は冒頭に戻る。ヒロアカにて
デクが欲しかった言葉をオールマイトがくれたように
私が欲しかった言葉をくれたのが他ならない夫である。
夫は唯一
「泣いても良いんだよ。」
と私に言ってくれた人だ。
夫は最初からそう言ってくれた訳ではない。
恋人という距離が近しい関係を積み重ねて来たから、私の性格を把握しているから、そう言わせているのかもしれない。
同じような関係をもつ人たちの間では結構交わされている言葉かもしれない。
でも私は泣いてしまう自分を許してもらえて解放された気持ちだった。
そうか、私はずっと、ずっと、
許されたかったんだ。
どれだけ甘えた考えだろうがなんだろうが
大声で泣いても許してくれる居場所が欲しかったんだ。
もし私に子どもが出来たとしたら、その子が私そっくりに育ったとしたら
さぞかしよく泣く人になるだろう。
かけたい言葉は1つ。もう決まっている。
母という立場でいつでも言えるかどうかは不安だ(言えないこともあるだろう)が、
私は自分の家族が泣いても良いと思える居場所を夫と作りたい。
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今回はここまで。
見ていただきありがとうございました。
心のうちを書きたくなったらまた来ます👋🏻